視察は、業界で最も好調な業態であるファストカジュルレストランを中心に行います。 基本4泊という短い滞在期間でロサンゼルス空港到着後から各業態の代表的なブランドを視察した後、業績を伸ばしているファストカジュアルレストラン(FCR)の数々のコンセプトを視察します。
アメリカも景気低迷状態が続いており、今だ、失業率が9%と高い状態です。 外食産業界は、いつでも消費者にささやかな楽しみの時間と場所を提供しています。 ファストカジュアルレストランの表現は、まだ、発展途上で定まってはいませんが、下のグラフでも明らかなように今の時代の消費者が求めているレストランです。

商品クオリティと提供スピードのニーズに対応して生まれたファストカジュアルは、その定義の範疇をファストフード(QSR)やベーカリーカフェをも含み一つの業態として成立しつつあります。 1940年代のファストフード、50年代のファミリーレストラン、60年代のカジュアルレストランのコンセプトが生まれたようにファストカジュアルレストランのコンセプトは1980年代には生まれています。 アメリカの経済の低迷は、外食比率が50%近くの消費者にとって支出を抑えなければならない状況を作っています。 テーブルサービスで食事をするとチップを支払わなければなりません。 できるだけ支出を抑えたクオリティの高いものを食べたいと考える消費者が増えることによって、レストランでのテイクアウトのニーズが増え、バラエティを抑えクオリティの高い商品を提供するファストカジュアルコンセプトが増え、そして、そのニーズが商品を特化したフードトラック(移動販売車)を生んでブームとなっています。
消費者はできるだけ支出を抑えてクオリティの高い商品を望み、経営者はいかに人件費や支出を抑えてそのニーズに応えているのか。 従来のレストランビジネスが変化してきています。 消費者も許容する範囲を広げながら自分達が納得のいくコンセプトを探し求めています。 アメリカでも最もフードサービスビジネスが活発な南カリフォルニアで多くのコンセプトを見ることで、消費者のニーズと社会の動きを感じ日本の市場を見直すことが大事なことです。 そして、成功しているコンセプトにはどのような要素が含まれているのかを学びます。
F&R Associatesでは、20数年以上アメリカ外食業界の情報収集を行っています。アメリカのレストラン業界についてのお問い合わせは、お問い合わせアイコンからご連絡ください。